猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る。
by石川啄木
と言っても、啄木は26歳でこの世を去ったので彼ほどは働いてないけど気分的にはそんな感じ。
仕事があるのはありがたい。って双極性障害になってからは本当に思うけど、それでもやはり少しは楽したい。
健康で文化的生活を最低限送るのがこの国の憲法で定められた国民の義務であるならば、もう少し文化的な暮らしが出来る様にはならないのだろうか。
他の後進国から見ればそりゃ文化的かもしれないが基準をそこに設定したら、この国のホームレスですらそこそこ文化的な暮らしになっちゃうよ。
多くの国民は社畜と呼ばれ、会社と家の往復を繰り返すだけの傀儡みたいなもんで。
この国で文化的生活を営む富裕層と比較したら奴隷に等しいものだと思う。
国民負担の実質の税率が51%もある国であり、医療や保険の内容が手厚いわけでもなく官僚や政治家は水準より大幅に多い給料を貰い、役所の人間は失業者に冷たく、精神障害者に対する理解もない。
一歩そこから出たら皆同じ国民であるはずなのに、属する組織によって大きく異なる待遇と意識がある。
日本人は世界でもトップクラスの幸福度が低い国で、それは国民性から来てる物ではなく現状から来る不平不満だと思う。
デンマークなんて税率53%とかあるのに国民の大半が幸せだと発言するという。
ヨーロッパ辺りじゃ休みが週一なんて正気の沙汰ではない。
何が言いたいかって言うと、日本てホントクソだなってね。
それが言いたかった。